土曜は岐阜県の御母衣ダムへ釣行に行ってきました。3月1日の解禁から少し経過していましたが、まだ雪が残り、減水がひどいと聞いていたため、今回は下見を兼ねた釣行です。

釣行の様子
朝6時30分、御母衣ダムに到着。岩瀬橋脇から釣り場に下りようとしましたが、雪が深くスノーシューが必要です。減水もひどく川の様な状態なのでここはパスします。
次にキャンプ場に到着。駐車場が雪で埋まっているか心配でしたが、除雪がしっかりされており、問題なく停められました。ただ、ラッセルされた雪がキャンプ場に積み上げられていて、その山を越える必要がありました。

キャンプ場内はあまり雪もなくスノーシューもいりません。既に足跡があり、寒い中でも釣り人たちが頑張っている様子。釣り場を見下ろすと、水量はかなり減り、こちらも川のような状態。それでも釣り人が向かう姿が見えました。釣りをするか迷いましたが今回はスルーすることにしました。


次に向かったのは荘川桜エリア。駐車場はトイレ横とスロープ側でそれぞれ2台程度、近くの工事現場の脇に5台ほどが除雪され停められそうでした。週末なら問題ありませんが、平日はどうなるか不明です。
ここから釣りを開始することに決め、釣り場に下りていきます。雪は吹き溜まりで50cm、他は30cmほどなのでスノーシューは不要。


雪のない場所まで降りると、色々な物を見ることが出来ます。

周りを見渡し魚がいそうな流れ込みに向かうと、堆積した泥が厚く、足がどんどん埋まっていきます。最終的にはモモまで埋まってしまい、足が抜けない状態に。かなり粘土質の泥で、脱出するのに15分ほどかかりました。泥だらけになり、「ここで死ぬかと思った」と思うほどでした(笑)。

再び流れ込みの上流に戻り、泥だらけの服と釣り具を洗浄。気温は-4℃、水温4℃とかなり冷たく、完全に身体が冷えてしまいました。
気を取り直して釣り開始。流れ込みは多少マシでしたが、水は茶色く濁り、ルアーはほとんど見えない状況。チャコール系の目立つ色を投げても反応はありません。水鳥がいたので魚はいるはずですが、まったくアタリがないまま下流側へと移動しました。

元々ダムにい沈む前までのこのエリアは村だったため、歩いていると過去に人が住んでいた痕跡があり、ちょっとした探検気分。

途中、25mほどの養殖場のようなプールが2つあり、管釣り好きの著者は思わずルアーを投げ入れましたが、もちろん反応はありませんでした。

さらに進むと、対岸にひょうたん島が見える地点に到達。しかし、水の濁りがひどく、期待薄です。


尾上橋へ向かって歩くと、立木が密集しているエリアがありました。水が増えれば魚が着きそうなポイントですが、ルアーが引っかかりやすそうです。

橋に近づくと濁りは多少薄まりましたが、釣れる雰囲気は感じられず、今回は終了としました。

今回は下見がメインだったこともあり、釣果はゼロ。ここまで減水していると、3月中は厳しいかもしれません。また雪解けが進めば状況が変わるかもしれないので、次回の釣行に期待したいところです。
コメント