土曜日に岐阜県美濃市の「月見ヶ原フィッシングセンター」へ行ってきました。曇り空に時折陽が差す寒い一日で、朝の気温は-1℃、水温は5℃、北西の風はほぼ無風でした。河原には霜が降りて一面が真っ白。冬の釣りならではの景色に気分が引き締まります。
この釣り場ではフライフィッシングは左岸側限定ですが、駐車場から左岸へのアクセスがよく、スペースも広いのでバックキャストがしやすいのが特徴です。フライが投げやすいエリアがあるのはありがたいですね。
釣行の様子
朝6時30分に現地へ到着しましたが、まだチケットを購入する人の列はできていませんでした。河原を見ると、すでに常連さんたちの椅子が置かれており、どうやら事前に場所取りをしても良いようです。前回と同じ場所にネットとビクを置き、車に戻ってタックルの準備を開始。しばらくすると軽トラが到着し、管理人さんが発券小屋に入りました。すぐに列に並び、今回は2番目にチケットを購入。そのまま釣りを始めました。
最初はマラブーを試しましたが、反応はゼロ。周囲の様子を見ても釣果は芳しくありません。仕方なくウキを付けてルースニングを試したところ、やっと1匹ゲット。しかし、全体的に魚の活性が低く、午前11時の放流タイムまでの釣果はわずか3匹でした。
放流タイムになると状況が一変。手返しの良さを優先してルアーに変更すると、赤金カラーnoaとdonaが大当たり。周囲の方々がフライを使用していたためか、ルアーに飽きる魚も少なく、13匹の釣果を上げることができました。今までの苦労が嘘のような時間でした。
しかし、放流タイムが終わると再び魚の反応は鈍くなり、周囲の釣り人も次第に減っていきました。そろそろ帰ろうかと考えましたが、午後3時ごろから突然釣れ始め、終了時間の午後4時まで粘りました。
今回の反省点と次回の計画
今回の釣行では、前回の反省を活かしてドライフライのリーダーをヘラブナ用の沈みやすいものに変更し、家庭用洗剤を塗って表面張力を除去した結果、リーダーの沈み具合は格段に良くなりました。しかし、魚が何を食べているのか分からず、結局ドライフライでの釣果は振るいませんでした。今後は魚の捕食傾向を観察しつつ、フライの種類やアプローチを工夫していきたいと思います。
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