ABU カーディナル4Xを購入した理由|カーディナル44との違い
バス釣りにはいつもカーディナル44をお供につれていきます。スプールにはシンキングPEラインを巻いての釣りを楽しんでいますが、ふと「フローティングPEでマス釣りがしたいな」と思い立ち、ネットで予備スプールを探していました。するとヤフオクで“カーディナル4X”なる物を発見!
調べてみると、どうやらカーディナル44のハイスピードモデルとの事。これはちょっと気になる…。
低い金額なら購入してもいいかなと、ダメ元で入札してみると、なんと予想外の低価格で落札出来ました^^)/

カーディナル4Xについて
カーディナル4Xは、カーディナル44と同サイズのボディにハイギヤを搭載したモデル。現在のリールサイズで言うと2500番程の大きさになります。カーディナル44より後(1974-1976年)に発売された機種ですが、カーディナル44の様に再版されることもなく、希少性が高い機種となります。
ギヤ比は、44が5.1:1(ハンドル1回転につき81cm)に対して、4Xは6:1(1回転につき94cm)。この差は数字以上に体感差がありそうで、実際に使う前からワクワクしていました。
カラーについては、ボディーがアイボリーでスプールが茶色のモデルのみ。ネットでの写真では「なんだかお年寄りっぽい色だなー」という印象でしたが、実際に手に取ってみると…確かに老人色(笑)。でも、これはこれでなかなかといい感じです。

なんというか、春先の減水期のダムに現れた湖底のような茶色っぽさがあり、この時期の釣りには妙になじむカラー。春のまだ緑少ない乾いた景色と重なる感じがして、個人的にはかなり好印象でした。
分解・清掃・外装リフレッシュ!
届いたらまずは分解整備!毎回ですが、これはもう儀式みたいなものです(笑)。
蓋を開けて中を見ると、思ったより綺麗。前の方が手入れしていたようです。それでもいつものように洗浄&オイルアップを実施。古いグリスを落とし、新たにグリスアップしていきます。

やはり、しっかり洗浄してグリスアップすると最初よりスムーズに回るようになりました。オールドリールはこの瞬間がたまりません。
スプールに塗装がはがれた箇所が見られたので再塗装しようか迷いましたが、希少機種ということもあり、今回はオリジナルのままの塗装を残すことにしました。味として楽しむのも、オールドタックルの醍醐味です。
実際に使ってみた感想
カーディナル44と比較すると、巻き心地はかなり重めです。
経験上、ミッチェルやカーディナルはオイルがなじんでくれば軽くなってきます。ただ、ミッチェルよりカーディナルの方が軽くなるまでに時間を要する印象。なので、ここは根気よく使い込むしかないです。(^^;)
ドラグ性能はミッチェルより荒く、特に糸の出だしに力を要する印象があります。それでも、使い込むうちにその印象が薄れてきてスムーズにドラグがかかるようになります。何匹か釣ってドラグを慣らせば問題なし。もちろん実釣でもなんの問題も有りませんでした。
実釣性能とラインの扱い
今回は御母衣ダムでの実釣にて試し釣りを行いました。

朝一はラインガードが凍ると思いナイロン1.2号をセットしていましたが、暖かいのでPE0.6号にナイロン1.2号のリーダーに変更。オールドタックルは予備スプールが手に入りやすいので、ラインの使い分けが楽で良いです。
朝と夕方に浮かんできた魚を釣るのを目的に、ミノーを投げてハイスピードギヤを活かしたデジ巻きやトゥーイッチを試していきます。
結果は……ボウズ(笑)。
減水時の御母衣ダムはこんなもんです( ̄▽ ̄;)
とはいえ、ライントラブルも少なく、実用面では全く問題ありませんでした。ハイスピードギヤのおかげで、ミノーの回収や操作は非常に楽。良い感じです。
総評
今後はミノーと軽量スプーンを使用していこうと思いますが、ハイスピードリールだとかなり楽にミノー操作が出来る印象でした。
巻き感はまだ若干重めですが、それも含めて味。使い込んでどう変化していくのかも楽しみのひとつです。
そして何より、春先の緑少ない乾いた大地と似ているこのカラーリングが、この時期の釣りにとてもマッチしていると感じました。性能だけでなく、景色に溶け込む存在感。
こういう楽しみ方が出来るのも、オールドリールならではですね。

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