土曜日、長野県にある味噌川ダムへ行ってきました。朝の気温は22℃、水温は15℃と、釣りをするのにとても気持ちいい季節です。味噌川ダムは正沢親水公園からカヤックでエントリーできますが、3月中は雪のため道が通行止めとなっています。もし4月1日を狙う場合は、木祖村役場に事前に問い合わせて通行可能日を確認するのがおすすめです。

釣行当日は、朝5時45分に親水公園の駐車場に到着。駐車場は10台ほど停められます。ダム湖畔の駐車場まではここから約20m下に位置していますが、キャンプ場の予約がない車は湖畔近くまで車で入れないため、ここでカヤックを降ろして運ぶことになります。

なんとかカヤックを持ってきましたが、さらに10mほど(約40段)の階段を下りてようやく入水ポイントに到着。上の駐車場から下の駐車場まではドーリーで運び、下の駐車場から入水ポイントまでは担ぐ必要があるので、重量のあるボートだとかなり大変です。

出廷場所から水中を覗くと、5cmほどの小魚の群れが100匹ほど泳いでいるのが見えました。これだけエサとなる小魚が多いと、釣果に期待が膨らみます。カヤックで出廷し、対岸の流れ込みに到着して下を見てみると、透明度は5mほどもあり、思わず驚きました。ただ、透明すぎて魚が警戒しないか少し心配になります。

釣りを開始しましたが、まったくアタリがありません。魚探を見ても魚影が全然映りません。対岸から向かう間も魚探をチェックしていましたが、魚の気配がありませんでした。釣れる場所を求めて上流へどんどん移動します。赤い橋を越えたあたりでやっと魚探に魚が映り始めましたが、アタリはなし。

透明度が高いので、風で水面がざわつかないと釣れない感じです。仕方ないので、今後のために岸沿いを漕ぎながら水深6m以内の浅い場所を魚探で探してマーキングしておきました。しばらくして風が吹いてきたので釣りを再開。やっと30cmほどの魚を釣ることができました。今回は時間がないため、これで終了としました。

反省点と次回の計画
味噌川ダムは放流をしていないらしく、魚影はとても薄いです。そのため、シーズン初めに釣り人が多く魚を持ち帰ると、すぐに魚がいなくなるという欠点があります。今回は6月ということもあり、完全にシーズン終了といった印象でした。やはりシーズン始めが狙い目です。
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