3連休の初日は釣りに行く予定だったのですが、台風21号の雨でいけないので非常に残念です。今回は台風と釣りについて考えたいと思います。
台風が過ぎ去った後や長雨の後は普段より釣れる気がしませんか?
釣り人なら誰しも、台風や長雨が続いた後に魚がよく釣れると感じたことがあるのではないでしょうか?
実は、こうした天候の変化には魚の活性が上がる理由がいくつかあります。今回は、台風や大雨が過ぎた後に湖や川で魚が良く釣れる理由について調べたので詳しく解説していきます。
1. 酸素供給が増える
大雨で水がかき回されると、水中に含まれる酸素の量(溶存酸素量)が増加します。酸素が豊富になることで魚の活性が高まり、エサを求めて泳ぎ回るようになります。このため、釣果が上がりやすくなるのです。
2. 水温の変化が快適な環境を作る
夏場などは特に、雨が降ることで水温が下がり、魚にとって快適な温度になります。台風や大雨後の冷却効果によって水温がちょうどよくなると、魚が活発にエサを探し始め、釣れやすくなります。
3. 流れの変化でエサが豊富になる
大雨で川や湖の流れが強くなると、小さな虫や生物が流されて魚のエサが増えることになります。流れの弱い場所や障害物の陰には、エサがたまりやすく、魚が集まるポイントが生まれます。このため、特に流れが安定しているポイントを狙うと効果的です。
4. 水位が上昇し魚の活動範囲が広がる
雨の影響で水位が上がると、普段は魚がいない場所にも水が入り込み、魚が新たなエサや避難場所を探し始めます。これが魚にとって刺激となり、より積極的にエサを探す行動へとつながります。
5. 釣り人が不在の期間で魚の警戒が薄れる
長雨や台風の間、釣り人が釣り場から離れることで、魚は外敵が少なく安全な状態を体感します。釣り人がいない期間が続くことで、警戒心が徐々に薄れ、エサやルアーにも普段より警戒せずに反応しやすくなります。
6. 視界が悪くなり警戒心がさらに薄れる
水が濁ると魚の視界が悪くなり、警戒心が薄れてルアーやエサに食いつきやすくなります。特に透明度が高い湖や川では、濁りが出ることで人間の影や釣り具を見えにくくするため、釣りがしやすくなる効果があります。
天候変化を活かした釣りを楽しもう
台風や大雨の後に魚が釣れやすくなるのは、これらの要因が複合的に影響しているからです。ただし、流れが強すぎたり濁りがひどすぎたりする場合は逆効果になることもあるため、ポイント選びと安全対策が重要です。天候変化を活かして、普段よりも豊かな釣り体験を楽しんでみてください!
コメント