よくネット上で釣り上げた魚をランディングネット(釣り用タモ)に入れて写真を撮る光景を目にします。その際、私がいつも気になるのが、ネットの材質です。細いナイロンや綿糸のネットを使用していると、魚をネットに入れた際にヒレが切れてしまったり、皮膚が傷ついてしまうことがあります。特に、切り裂かれたヒレは魚の泳ぎに大きな影響を与え、最悪の場合、小魚を追えなくなり、餌を取れずに死んでしまうこともあるのです。
もし全ての釣れた魚を持ち帰って食べるのならば、ナイロン製や綿糸のネットを使うことも一つの選択かもしれません。しかし、多くの釣り人が魚をキャッチ&リリースしているとブログなどで言及しながらも、ナイロンのネットで魚を傷つけている写真を公開しているのを見ると、少し考えて欲しいと思います。実際、私が愛読していたルアー釣りのブログで、ナイロン素材のネットを使っていて、尾ヒレが切り裂かれた魚が載っていたのを見たとき、そのサイトをブックマークから外しました。キャッチ&リリースをするのであれば、魚にやさしい道具を使うことが大切だと思います。
とにかく、ネットの材質を変えるだけで多くの魚を守ることができるのです。魚を傷つけにくいラバー製のネットに切り替えることで、魚たちが無駄に命を落とすことを防げます。幸い、今では多くのメーカーからスタイリッシュで機能的なラバー製ネットが出ています。ぜひ、これを機にラバー素材のネットへの買い替えを検討してみてはいかがでしょう?
ラバー素材ランディングネット
Yoomoo フライ ランディングネット
木目調の昔ながらの渓流でよく使われるデザイン。
スミス(SMITH) ランディングネット ラバーネット 300H×380W オリーブ
スタイリッシュなデザインのSMITHのランディングネット。著者も使用しています。
スミス(SMITH) ランディングネット ラバーネット 400H×600mm オリーブ
スタイリッシュなデザインのSMITHのランディングネット。湖やダムの大物釣り用。管理釣り場にもちょうどよいサイズです。
プロックス(PROX) ラバーランディングネット ショートグリップ/12型
低価格ながら品質も良いPROXのランディングネット。コストパフォーマンス重視の方にお勧め。
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