【ルアー釣り初心者必見!】管理釣り場のスプーンの選び方(3)

スプーン トラウト

ルアーの色選びは、釣果を大きく左右する要因の一つです。特に管理釣り場では、多くのアングラーが同じようなポイントで釣りをしているため、魚もルアーに対して「飽き」が出ることがあります。そこで、色を適切に選ぶことが、魚に再び興味を持たせ、ヒットにつなげるカギとなります。

まずは、天候や時間帯によって適した色を知っておくことが大切です。例えば、曇りや雨の日、早朝や夕方の薄暗い時間帯には、魚が水中で見やすい派手な色が効果的です。赤金やオレンジ金などの明るい色は、低光量でもしっかりとアピールできます。これらの色は、特に朝一や放流されたばかりの元気な魚に対して有効で、活発に泳いでいる魚が強く反応します。

逆に、晴れた日の日中のクリアな水質では、目立ちすぎない落ち着いた色が効果を発揮します。オリーブや茶色のルアーは魚が警戒心を抱きにくいです。特に、スレた魚ややる気のない魚に対しては、派手なカラーよりも自然な色合いのルアーが効果的です。

また、派手目と落ち着いた色の中間色として、ピンクや緑、黄色に近いカラシ色を揃えておくと良いです。

最初に派手な色でアピールし、反応が落ちてきたら中間色を使用、さらに反応が無くなったら地味な色に切り替える、という使う色の順番を組み立てましょう。

次に、ローテーションの重要性について触れておきます。「色のローテーション」は、釣果を安定させるための戦略です。例えば、魚の活性が下がってきたと感じたら、ピンクや緑色そしてオリーブから茶色、たまに赤金やオレンジ金色に切り替えます。このローテーションをうまく活用することで、魚が同じ色に慣れてしまうのを軽減し、反応を長く保つことができます。


中級者になってくるとローテーションにも個性が出て、反応が有った色に近い色で明暗を付けながらルアー変えたり、まるで違う色を多用して魚を飽きさせない事を重視させたり、をその日のコンディションを見ながらその人なりに組み立てていきます。自分なりの考え方が見えてきたらチャレンジしてみましょう。

最後に、魚の好みによる色の選択も忘れてはいけません。例えば、ある管理釣り場では特定の色が「当たりカラー」とされることがあります。釣り場のスタッフや他のアングラーと情報交換をして、その日の当たりカラーを探るのも一つの手です。

色の選び方は、一概に「これが正解!」というものはありませんが、状況や時間帯、魚の反応に合わせて変えていくことで、釣果を伸ばすことができるでしょう。

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