管理釣り場で使うルアーと言えば「スプーン」が定番です!特に初心者の方は、どのスプーンを選べばいいのか悩むことも多いですよね。そこで、3回に分けて管理釣り場でのスプーン選びについて、詳しくご紹介していきます。今回は「メーカー選び」がテーマです。
管理釣り場で釣りを楽しむなら、ルアー選びが非常に重要です。もちろん、100円ショップのスプーンでも釣れることがありますが、専門メーカーが研究を重ねて作ったルアーの方が確実に釣果を上げやすいです。今回は、管理釣り場で使うルアーのメーカーの選び方や、揃える時のポイントについて詳しくお話しします。
1. メーカーとルアーの決め方
管理釣り場の醍醐味の一つは、過去の釣行データを基に、自分なりの傾向を見つけて釣果に繋げることです。そのために、同じルアーの色違いや重さ違いを集めて、再現性のある釣りをすることが重要です。
たとえ同じ重さのルアーでも、メーカーやモデルが違うとアクションが異なるので、まずは同じ種類のルアーで揃えておくと良いです。そして気に入ったデザインなどを基準にすると、使い続けるモチベーションも保てます。
2. 購入のしやすさがカギ
ルアーを選ぶ際のもう一つのポイントは、購入のしやすさです。釣り具店や管理釣り場によっては、置いてあるルアーのメーカーやモデルに偏りがあるため、欲しいルアーが簡単に手に入らないこともあります。
例えば、ネットでロデオクラフトのNOA(ノア)を安く手に入れたけれど、他の色も揃えようと近くの釣具店に行ったら、NOAはなくて、ヴァルケインのハイバーストばかりだった、なんてこともよくあります。また、ネットでの購入は送料がかかるため、スプーンのような小さいアイテムだと割高になることも。
メルカリなどで複数個セットになっているルアーを購入するのも一つの手ですが、その場合、すでに持っているルアーと被る可能性もあります。まずは、近所の釣具店や、よく行く管理釣り場で多く売られているルアーを揃えておくと、後々楽になります。
3. おすすめルアーメーカー
ここでは、管理釣り場でよく使われる定番のスプーンを紹介します。これらのルアーは、釣果実績があり、多くのアングラーから信頼されているものです。
• ロデオクラフトのNOA(ノア)
このスプーンは、管理釣り場での定番アイテムで、その日の釣り場の状況を把握するための最初の一投に最適です。アピール力が強く、多少レンジがずれていても魚に気付かせ、食わせることができます。巻き方やフックの重さを変えても安定して泳ぎ、高活性から低活性時まで幅広く対応可能。ウォブリングアクション(水中で左右に揺れる動き)で、使っていて楽しいルアーです。
ちなみに、私が最も愛用しているルアーでもあります。
ヴァルケインのハイバースト
「ハイアピール」をコンセプトに開発されたスプーンです。サイズごとに異なるウエイトとシルエットを最大限に生かし、ウォブンロールアクションでトラウトのバイトを誘発します。
とはいえ、私はハイバーストをまだ使ったことがありません。理由は、グラム数が少し違うと泳ぎ方が変わるという評価があり、重さによる動きの違いを抑えたい私のスタイルには合わないかなと感じるためです。しかし、釣果に関しては友人がハイバーストでバンバン釣っているので、どちらが優れているというわけでもありません。
フォレストのmiu(ミュー)
miuは管理釣り場の定番スプーンで、初心者でも扱いやすいルアーです。管理釣り場のレンタルタックルでもよく見かけます。動きはノアやハイバーストに比べて控えめで、重さによって動きに差が出る点ではハイバーストに似ていますが、ある程度の早巻きでも動きが破綻しないため、初心者でも使いやすいです。また、他のルアーと比べて同じ重さでも少し小さいため、飛距離も優れています。
さらに、セールや中古市場で安く手に入ることが多く、私も自然界での釣りで高頻度で使用しています。自然界専用に開発されたスプーンよりも、よく釣れている印象です。
アングラーズシステムのドーナ
「上層を攻められる薄くて軽いスプーン」という市場の要求に応えて開発されたのがドーナです。表層でのフラッシング効果を意識したデザインが特徴で、さまざまなシーンで釣果を発揮するロングセラーモデルです。
ドーナもグラムによって動きが変わりやすいルアーですが、動きが不安定だからこそ魚に興味を持たせるという側面もあります。価格も手ごろで、セールにもよく出ているので、安価で釣れるルアーを求める方にはピッタリです。特に2gの赤金色は放流直後の魚を狙う専用ルアーとして持っている方が多いです。
ちなみに近くのタックルベリーで上記価格で売っていました。
(¥55の方は針が前後逆に取り付いていましたでしたが!)
以上、これらのルアーを使い分けることで、様々な状況に対応しやすくなります。まずは、どれか一つのブランドを揃えてみると良いでしょう。
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