ルアーフィッシングを始めるとき、どのリールを選べばいいのか迷うこともありますよね。今回は初心者向けに、管理釣り場でのトラウトフィッシングに適したリールの選び方を解説します。
リールの種類
ルアーフィッシングでは「スピニングリール」か「ベイトリール」のどちらかを使います。トラウトの管理釣り場では、軽いルアーを投げることが多いので、スピニングリールがおすすめです。ベイトリールは重めのルアーを使うバスフィッシングでよく使われますが、トラウトフィッシングにはスピニングリールがピッタリです。
リールの大きさ
トラウト釣りには大きすぎるリールは必要ありません。番手で選ぶなら1000番か2000番がベストです。2500番はブラックバス用で、重いルアーを投げるときに使います。管理釣り場で使うには少し大きすぎるかもしれません。
↑左が2500番、右が1000番のリール
ギヤ比
「ハイギヤ」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、これはハンドルを一回回すとたくさんの糸を巻き取るタイプです。ただ、管理釣り場で初心者がよく使うスプーンやクランクベイトには、ハイギヤは必要ありません。魚の活性が低いときには、ゆっくり引く方が効果的なので、標準ギヤの方が使いやすいです。
↑mitchell:408 ハイスピードモデル
↑mitchell:308 標準スピードモデル
スプール選び
スプールは糸を巻く部分です。スプール径が大きい方が糸癖が少なく、ライントラブルを避けやすいです。溝の浅いスプールの方が径が大きいので、そちらを選びましょう。もし溝が深いリールしか手に入らない場合は、下糸を巻いて対応すればOKです。
↑mitchell:304 先ほどの写真の308モデルや408モデルよりスプール(糸巻部)が大きいです
リールの価格
リールは「ダイワ」「シマノ」「アブガルシア」などの有名メーカーから選べば間違いありません。初心者には3000円~7000円くらいのリールで十分です。高価なリールは性能が良いですが、釣果に大きな差が出るわけではないので、無理して高いものを買う必要はありません。ちなみに私は写真で紹介した古いリールを使用していますが、購入した価格よりも中古価格はどんどん高くなっており、古くなると安くなっていく現在のリールに比べるとコストパフォーマンスは格段に良いです。もちろん普通に釣りをする分には全く問題ないです。
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