【縦釣りの基本とコツ!】初心者でも釣果を上げるルアーの動かし方

秋の釣り トラウト

縦釣りってどんな釣り?

縦釣りは、魚のエサであるペレットの動きを再現するルアーを使う釣りです。ペレットが水中をゆっくり縦に落ちていく動きに似せてルアーを操作し、魚がエサだと思って食いつくようにします。通常のルアー釣りでは、魚はルアーを食べ物かどうか確かめるために噛みつきますが、縦釣りの場合は、ルアーがエサだと認識されやすく、他のルアーより釣果も上がるとされています。
フライフィッシングも、ルアーをエサに見立てて魚が食いつくスタイルなので、縦釣りはそれに似ているかもしれませんね。
ニンフの釣りに似ている要素があるので、普段フライフィッシングを行う方も縦釣りを行ってみると何かしらフライフィッシングの参考になるかもしれんせん。
竿等道具については他のページで解説しているのでそちらも参考にしてみてください。

縦釣りの基本的な動かし方

幅広くルアーを落下させる

ルアーを投げた後、ロッドを45度に立ててラインにテンションをかけたまま湖底まで沈めます。湖底に着いたら2~3秒待ってから、リールを巻き上げてルアーを水面近くまで引き戻し、再び湖底まで沈める動作を繰り返します。
魚はエサが水中をフラフラと落ちていく動きを見て食いつくことが多いです。
また、湖底にルアーが到着したか見分ける方法は湖底に到達すると、ラインがゆるむので、それを目安にします。

ゆっくりと巻きながらルアーを落とす

ルアーを投げた後、ロッドを45度に立て、ラインにテンションをかけたままゆっくりとリールを巻きます。ルアーが横に漂いながらゆっくりと湖底に向かっていくのをイメージして動かします。湖底に着いたら、2~3秒待ち、また表層に引き上げる動作を繰り返します。

湖底でのアクション

湖底にルアーが沈んだら、竿先を少しチョンチョンと2,3度動かしてルアーを跳ねさせます。その後、再び湖底で2~3秒待つ動作を繰り返します。この時、ラインテンションをすぐにかけ直すのがポイントです。チョンチョンすることでラインテンションが緩むので、素早くリールを巻き上げて再度テンションをかけましょう。

湖底をズルズル引っ張る

ルアーが湖底に到達したら、ラインテンションをかけたまま、リールをゆっくり巻いて湖底をズルズルと引きずります。

水面でアクションを起こす

ルアーを投げたら、ロッドを45度に立てたまま竿先をチョンチョンと水面でルアーを2,3度動かし1秒ほど止めます。すぐにリールを巻き、再び水面でチョンチョンを繰り返します。水面でルアーを動かすことで、魚はエサがバラまかれたと思い、興味を持ちます。その後、エサが沈むかのような間を作ることで、魚が食いつくチャンスを狙います。

縦釣りの合わせ方

縦釣りでは、魚がルアーに食いついたら自分で合わせないといけません。ロッドを立てたり、リールを少し早く巻くなどして、針を魚にしっかり食い込ませる必要があります。ラインが不自然に緩んだり、止まったりしたら、魚が食いついた可能性が高いので、その瞬間に合わせを入れましょう。経験を積むと感覚で合わせが分かるようになります。
縦釣りはエサ釣りに似たスタイルで、魚がルアーに食いつく瞬間をしっかり感じながら釣れるのが魅力です。固めのロッドがアクションをしやすく、釣果にも影響します。
興味がある方は、ぜひ縦釣りに挑戦してみてください!

おすすめライン

メインライン

メインのラインはPEラインもしくはエステルラインが伸びも少なく素早く合わせる事ができて良いです。太さはPEラインならば0.2号エステルラインなら2.1~2.3lb(0.4~0.5号)となります。

PEライン

エステルライン

リーダー

PEラインやエステルラインはそれだけでは使えません。ルアーを縛るとほどけやすい性質が有るため。ルアー→リーダー→メインラインの順番で接続しなければいけません。
リーダーの材質はフロロカーボンラインが比重が重く水に沈むため、縦釣りではフロロカーボンを使用します。太さはフロロカーボンライン 2~3lb(0.6~0.8号)となります。フロロカーボンラインはルアー用のメインラインを切って使用しても問題ないです。

メインライン用フロロカーボンライン

リーダー専用フロロカーボンライン

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