【2024年11月 岐阜日本ラインマス釣り場】管理釣り場体験!

フライ釣り トラウト

昨日、岐阜県加茂郡坂祝町の木曽川沿いにある「日本ラインます釣り場」に行ってきました。
今回初めての場所で、釣り仲間の家からも近かったのですが、彼もこの釣り場の存在を知らなかったようで、ちょっとマイナーな管理釣り場のようです。Googleマップで偶然見つけ、彼に知らせると「ぜひ行こう!」とノリノリだったので、二人でおじゃまさせていただきました。

事前にネットで調べたところ、あまり良い口コミがなかったんですよね。常連が少しクセがあるとか、釣果があまり期待できないとか、釣りの師匠からは「汚い」とも聞いていたので若干の不安が…。とはいえ、新しい場所への冒険はいつだってワクワクするもの!期待を胸に早朝7時頃に現地到着しました。

駐車場には既に1/3ほどの車が停まっていて、朝早くから意外と人気があるんだと驚きました。8時から釣り開始とHPには書いてあったのですが、皆さん早めにスタンバイしている感じです。発券所に行ってみると、小屋の前に池の水深を示す詳細な地図が貼られており、釣り場の規則も載っていました。眺めていると、スタッフの方が「番号札とられましたか?」と親切に声をかけてくれたので、小屋の前にある番号札を手に取りました。

その後、友人から「迷子になった!」と電話が。ナビで検索すると「日本ライン漁業共同組合」に案内されることが多いみたいで、私も少し前に迷いかけました。県道207号沿いのラブホ「チョコレ」を目印に、角を曲がって橋を越えた先が正しいルートです。初めて訪れる方は、Googleマップでの確認をお勧めします。

・橋を渡ったら右手に駐車場が見えます。
・可児市の湯の華アイランドの対岸になります。

無事に友人と合流してから、7時30分に発券開始。発券後は順次釣り場に入れる事ができ、入ったら即釣り開始という流れです。まずはインレット(流れ込み)の水草があるエリアでボイル(魚が水面でエサをついばむこと)を見つけ、フライの「マラブー」を試してみましたが、全く食いつく様子がありません。そこで友人のいる奥の方に移動して、次はルアーのスプーンを投げてみましたが、ここでも釣果なし。底を引くと高確率で根がかかってしまうので苦戦しました。すると朝に声をかけてくれたスタッフの方が「あの辺りに岩が有るから岩までは深めに引いてこのあたりから表層にした方がいいですよ」と指を刺して教えてくださり、すごく親切な対応に感謝です!

場所移動を考えたものの、良さそうなポイントは既に他の釣り人で埋まっていました。友人はすでに3つルアーを根がかりで無くしてしまい、ビビリな私は根がかりを恐れて予備の2軍ルアーを投げていましたが、やはり当たりは来ません。

10時ごろに放流が始まりましたが、残念ながらアタリなし。周りの方も似たような状況でした。30分後、坊主(釣果なし)を覚悟していたところ、奥のアウトレット(排水部)で子供たちが次々に釣り上げているのを発見!友人がそのエリアに移動してみたところ、すぐにヒット。私もすぐに合流してようやく魚が釣れました。その後もぽつぽつと釣れましたが、2桁には届かず。一方で友人は絶好調!場所とルアーによって釣果にかなり差が出るようです。隣で釣れていなかった常連の方も「放流後でこんなに釣れないのは初めてだ」と話していました。どうやらこの日の暑さも大きく影響していたようです。

釣り場のポイントと感想

  • 常連のフライの釣り人は年配の方が多く、皆さんフレンドリーで話しやすかったです。
  • ルアー釣りでは、入口から30mほどのエリアが人気のようです。今回は場所を確保できませんでしたが、次回は挑戦したいです。
  • 水深地図を参考に、水深のあるポイントを選ぶと釣果が期待できそうです。
  • 中間部分は浅い為、釣果はあまり期待できませんが、人も少なくフライフィッシング初心者には良さそうです。
  • 全体的に細長い釣り場で人もそれほど密集してないので、フライは振りやすいです。
  • 中間のネット付近も釣れますが、浅いためルアー釣りでは根がかりが多発する恐れがあり、2軍のルアーや軽めのスプーンを持参すると良いでしょう。どちらかと言うとフライ向けです。
  • 魚種はブルーギルとオイカワも混ざっていました。インレットでのボイルはオイカワだったようです。
  • フライは、インジケータを使ったニンフや丸っこい形のフライ(ただしエッグは禁止)が良いです。今回はマラブーのような引きのフライでは反応がありませんでした。
  • 水質は黒っぽい濁りの「マディー」。放流直後でも赤金やオレ金の反射系スプーンはあまり反応がなく、光が水中に届きにくいのが影響されたと思われます。派手なカラーやケイムラ(蛍光系)カラーが良さそうです。
  • 気温の影響が大きく、この日は日中26℃まで上がり、水深が浅くインレットの流れ込みが少ないこの釣り場では水温のが上昇して低活性になった可能性があります。外気温が20℃以下に落ち着くようになれば、もっと釣果が期待できそうです。
  • 自販機等は無いので事前に購入が必要です。
  • HPに竿は1本までで、2本目からは超過料金が発生する旨が書かれていますが、持ち込みは何本でもよいです。同時に何本も使用すると超過料金が発生するようです。多分、餌釣りの可能だったころの名残りでしょう。
  • トイレは仮設が一つあり、清掃も行き届いていますが、釣り場奥では草むらで用を足す人がいるので、デートには少し不向きかも。
  • 魚は25cm位が平均サイズで塩焼きにはちょうどよいサイズです。釣れた魚はひれピンで大きさの割には良く引きました。近くの子供が50cm程の赤い腹をしたニジマスを釣っていたので、大物も期待できます。

以上、個人的な感想を書き連ねましたがまだまだ季節によってどう変わるのか分からない為、次回訪問した際は再びレポートしたいと思います。

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