フライフィッシングでトラウトをリリースする際に使う「リリーサ」、実は市販されているものが少なくて困っている方も多いかもしれません。特にフライフィッシング用のリリーサは、ルアー用に比べて針が小さいため、ルアー用リリーサでは太すぎて使い物にならないんですよね。
そこで今回は、100均で手に入る材料を使って、自分でフライ用のリリーサを作る方法をご紹介します!手作りだと、自分好みにアレンジもできるので、ぜひ挑戦してみてください。
用意する材料
- ジェット天秤(100均で購入)「針金が丁度よい硬さと太さなんです」
- バーベキューのクシ(100均で購入)
- 2液性エポキシ接着剤(100均で購入)
- 釘(真鍮製が加工しやすいのでお勧め)
必要な工具
- ニッパー(針金を切るため)
- プライヤー(針金を曲げるため)
- つまようじ(接着剤を穴に入れるのに便利)
- ハンマー(釘を打ち込むため)
作り方
- ジェット天秤の針金を切る:まず、ジェット天秤に使われている針金をニッパーでカットします。この針金が、リリーサの本体部分になります。
- 針金を曲げる:次に、プライヤーで針金を曲げて、形を整えます。このとき、取手側も少しだけ曲げることで、使っている間に取手から抜けにくくなります。
(取っ手側を曲げた写真を撮り忘れました!長さ1~2mmで5°程曲げればよいです)
- バーベキュークシの取手を外す:バーベキュー用のクシから取手部分を外します。グリグリと力を入れると、簡単に外れるはずです。
- 釘を切る:釘の長さが長いようならニッパーで切ります。
- 取っ手の穴に接着剤を詰める:外した取手の穴に、2液性エポキシ接着剤をつまようじなどで充填します。これでしっかりと固定できます。
- 針金をクシに差し込む:接着剤を入れた穴に、曲げた針金を差し込んでから、釘をハンマーで打ち込んでしっかりと固定します。
- 乾燥を待つ:最後に、しっかり乾燥するまで待ちましょう。これで自作リリーサの完成です!
さらにアレンジ!
私はフライタイイング用の真鍮ビーズが手元にあったので、それを先端に取り付けて、プライヤーで潰して固定しました。これでさらに使いやすくなりましたよ。さらに、自分好みのカスタマイズを加えると、オリジナリティ溢れるリリーサが作れますね!
まとめ
100均の材料で簡単にフライフィッシング用のリリーサを自作する方法をご紹介しました。シンプルな道具と手軽な工程で作れるので、ぜひ試してみてください。自作すれば、釣り場で必要な道具を自分のスタイルに合わせて調整できるのも魅力です!
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